$last update: Wed Sep 18 14:26:20 2002 $

スキー用語

スキー用語をいろいろ列挙してみようかと。 アルペンを中心にサークル用語も網羅したいかな。


アンギュレーション

角付けを行うために取る、くの字になる上体の傾き。外傾とほぼ同意。

遠心力に対抗するために取る、という意見もあるが、 私は上記を採用中。遠心力に対抗するのが内傾角だと考えている。
# 実際はどっちがどっち、とかはあまり関係ないのかも知れないけれど。

インスペクション

アルペンスキーでは、コースを一度下見することができる。 その下見のこと。「インスペ」と略す。

コースの下見だけではなく、飲み屋や風呂の込み具合を調べるとき などでも多用する。インスペは後輩のお仕事。

内足

ターンの内側にある足。谷足の反対。

カービングスキーの登場により、徐々に内足を使うようになってきている。 しかし、一般レーサーレベルでは内足を意識する必要はあまりない。 内足はバランスを取るためにあるようなもの。 外足荷重が基本。

エッヂ

板の両脇についている金属部分。 きちんとメンテナンスしないと、 る。 焼きが入ったら、 オイルストーンダイヤモンドファイルでメンテナンスしよう。

オープン

オープンテレグラムのこと。普通のセット

オイルストーン

エッヂをメンテナンスするときに使う。 砥石みたいなもの。


外傾

上体をくの字にして、外側に傾くこと。 言葉で説明するのは難しいが、敢えて説明するなら、
「重力と遠心力によって体にかかる力の合計のベクトルの、 180度反対の方向への直線を軸とする。 この軸よりも上体をターンの外側に置くこと。」となるのかな。

外向

板の進行方向よりも外側を向くこと。

近年、板の進化 == カービングスキーの登場により、 外向姿勢はあまり取らなくなってきているが、 少し外向姿勢は取った方が安定して外板に荷重ができる。

外向傾

外向外傾のこと。

荷重

ターンするために、板に圧力をかけること。 ただ乗っているだけとは違う。

片反

片足通過反則の略。スラ で板を横にした状態で攻めてるとなる。 攻めるのが悪いわけじゃなくて、板を横にするのが悪い。

角付け

エッヂで雪面を捉えること。 膝だけなどでは捉えず、下半身全体で捉える。 また、ターン前半から捉えること。

ゲタ板

気合いが入っているレースでは、 レース本番で滑る板を完全に仕上げて手で持っていき、 レースでは使わない板を履いて インスペクションフリーなどを行う。 そのレースでは使わない板のこと。 「ゲタ板する」とは上記のことをやること。

コール

「○○スタート10秒前、5、4、3、2、1、 それワッショイワッショイ‥‥」 というかけ声。グラス、時にはジョッキを飲み干さなければならない。

いつの間にかコールがないと一気ができなくなっちゃうんだよねー


サイドカーブ

板についているクビレのこと。英語で書くと Radius。 FIS でその半径の大きさは規定されている。

逆手

スラで旗門を外側の手で倒す行為。 右谷左ターンのときには右手で旗門を倒す。わかるかなー?

内倒しないように注意。

「ぎゃくて」と発音する人もいるけど、なんとなくカッコワルイから「さかて」。

酒の一滴は血の一滴

そそう。お酒を注ぐときにこぼしてしまうとすかさずこの声がかかり、 続いてコールがかかる。

酸化

滑走面が白くなってしまい、滑走性能が著しく悪くなること。 シーズン終了時にちゃんとワックスを塗っておかないとこうなる。

ジャイアントスラローム

大回転。GS。リーゼン。一般レーサーなどが一番滑る機会の多いセット。 スキーの基本。

小心

守ってしまうこと。ビビってしまうこと。チキン。

攻めすぎると片反するし、 小心だとタイムが出ない。

スクレーパー

板に塗ったワックスを剥ぐのに使う。

スタートワックス

小さくて高価だが、べちゃべちゃな湿雪のときにタイムに効くワックス。 スタート前に塗る。塗りすぎたり、こぼしたりすると顰蹙を買うので注意。

固形タイプのものと粉タイプのものがある。 固形タイプのほうがより雪温が高く、湿度が高いとき向きなものが多い。

ストック

スキーのとき、持っていると安心するただの棒。

パンチガードがついたSL用ストックや、 クローチングしやすいように曲がった GS用ストックなどがある。 レーサーたるもの両方持っているべし。

ストレート

リズム変化のための、旗門の立て方の一種類。 1,2,3 という3つのリズム。 ストレートフラッシュとか言ったりもする。

スルー

リズム変化のための、旗門の立て方の一種類。

スルーを間違えるのは、インスペが甘いせいかな。 スタートするゼッケンが遅いと、跡がついてるから間違えようもないのだけれど。

正対

板の進行方向と全く同じ方向を向くこと。 内向外向を取らないこと。

正対すると、板はずれにくいが、その姿勢を保つのは強靭な筋力が要求される。

そそう

酒をこぼしてしまうこと。すかさずコールがかかる。

セット

旗門セットのこと。 用例:「くっそ振ってあるセットだなー」などと使う。

外足荷重

スキーの基本。外足 == 谷足に荷重をし、 サイドカーブと板の たわみを利用してターンする。


ダイアモンドファイル

エッヂ焼きを取るための道具。 ファイルで削れないときに使う。

谷足

ターンの外側にある足。外足とも言ったりするかも。 内足の反対。

たわみ

板に荷重した結果の板のたわみのこと。 このたわみを生かしてターンをする。

大五郎

最終兵器。潰すための飲み物。

レッドと同意。

チューンナップ

板をメンテナンスし、より速く、より滑りやすく保つ行為。 ワックスくらいは毎日塗りたいよね。

D.S.

did not start の略。出走しなかったこと。

社会人になると、大会の日にいきなり用事ができたりして、 それで D.S. になったりするんだよね。

D.F.

did not finish の略。途棄と同意。

D.Q.

disqualified の略。 片反だったり、 スルーを間違えたりして失格になること。

トイペ

トイレットペーパーのこと。 ティッシュ代わりに、チューンナップのときに、納会のときに、 などなど合宿中大活躍。 「トレペ」と略すところもあるみたい。でも「トイペ」。

途棄

途中棄権の略。

途棄るのが、もちろん一番やってはいけないことなんだけれど、 小心してタイムが出ないのもダメ。バランスがムズイ。


内傾

体の軸をターンの内側に倒すこと。 遠心力に対抗するために取る角度のこと。 取りすぎると内倒になる。

内向

外向の反対。 板の進行方向よりもターンの内側を向くこと。 内向は取ってはいけない体勢。 ローテーションと同意。

内倒

やってはいけないこと。

疲れていたり、無理に逆手 をやろうとしたりするとこうなる。 内傾とは違うので要注意。


バーティカル

リズム変化のための、旗門の立て方の一種類。 1,2 のリズム。ヘアピンとも言ったりする。

パンチガード

SL逆手をするときに使うプラスチックのガード。 あんなのが 5,000 円越えるなんて信じられん。

左谷

左谷足で曲がるターン。右ターンのこと。

左ターン

左方向に曲がるターン。右足が谷足になる。

ビール

基本。スキー場で飲むビールはうまい。 私はラガー派。

ファイル

鉄のやすりのこと。エッヂを研いだり、 スクレーパーを平らにしたりするのに使う。 波目の中目の両方持っておきたいところ。

フリー

フリー滑走のこと。ポジションの確認や基礎技術の向上にはかかせない。 フリーでできないことが、ポールの中でできるわけがない。

ポール

旗門のこと。

ストックのことをポールって言う人もいるよね。


右谷

右谷足で曲がるターン。左ターンのこと。

右ターン

右方向に曲がるターン。左足が谷足になる。


焼き

硬いもの(石など)上を滑走してしまって、エッジが切れなくなってしまうこと。 ダイヤモンドファイルじゃないとおとせない。


レッド

大五郎と同意。

ローテーション

特にターン後半、(必要以上に)体が回ってしまうこと。 次のターンへ入るキッカケが作れなくなるし、 テールがずれるしいいことない。

正対と勘違いしがち。


ワックス

板の滑走能力を向上させるために、板の滑走面にワックスを塗る。 気温/雪温/湿度によって、ワックスは使い分ける。 本州で滑る分には、雪温高め&湿度高めのものを塗っておけば問題なし。 フッ素入りのものは高価だが、効く。大会のときなどに使う。 スタートワックスも塗って、 ゲタ板まですれば完璧。


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